沖縄はこの時期に各家庭で餅を作る『ムーチー』という習慣があります。
餅といっても本土のものとはちょっと雰囲気が違い沖縄らしい餅となっています。
これは家の実家の母と私の小2の娘が一緒に作った餅とちまき。ちまきの方は娘が一生懸命くるんだようで少し不格好になっていますが(^o^)
写真のように沖縄では餅を月桃の葉で包んでそれを蒸して作ります。
沖縄の方言で月桃の葉はカーサとかサンニンとか呼ばれ、このカーサで包んだ餅を『カーサームーチー』と言っています。
独特なので説明できませんが、この月桃の葉を蒸すとき非常に良い香りがし包んだ餅やちまきにもこの香りがうつって美味しいんです。
この月桃の葉が蒸された香りを嗅ぐと沖縄の人は餅を連想するかと思います。
てか餅しか連想しないかと(^o^)
また沖縄ではこの『ムーチー』の時期にけっこう寒くなるので『もうムーチビーサーだね』なんて会話もあちこちで聞こえます。
寒い沖縄と月桃の香り。
今年もムーチービーサーの時期がやって来ました。