そこに落ちてた帳面

なんか拾った帳面に色々書いてありましたよ

【嫌われる勇気】に不可欠な価値観

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photo by Richard.Asia

皆さん、こんばんは。最近食欲がすごすぎて娘にも「冬眠前の食欲かい(・∀・)」とか言われたミオチカです。

年末恒例のアマゾンランキングが発表されました。 コミック部門では「進撃の巨人」など定番が上がっていましたが、一番気になったのはやっぱり和書部門一位の『嫌われる勇気』でした。

 

嫌われる勇気という価値観・言葉

おそらく歳を重ねるごとに、誰もが考えている価値観。すっぱりと見切りをつけ確立されている方もいれば、未だ迷いに迷っている方も大勢いると思います。

 

私自身もこの本を「アドラーの心理学」という書籍タイトル時に読みましたが、今回はこの「嫌われる勇気」という言葉をピックアップしてお話ししたいと思います。

 

私自身もこの価値観については様々な経験をしました。 若い頃はただ言いたいことだけ言って人を傷つけた、人間関係を拗らせたこともありました。若い頃はそれでもいいんです。しかし歳を重ねるごとにそれでは、周りも結局は自分も辟易してきますよね。

 

しかし「人は人、自分は自分です」。言いたいことが言えなければ、自分にストレスがかかってきますし結局のところ「私もあなたもほぼ言うこと位しかできないのです」。

 

この時私が気づいたことは

私が余りにも無礼なことを言ってないのであれば、その言葉をどう捉えるかは相手に任せよう 

ということでした。 

 

どんなに良いことをしようとも、貴方の敵は現れるし、どんなに悪いことをしようとも、貴方を支持する者は現れる

価値観の相違が巻き起こしている様々なトラブルや事象には「個人の善悪の価値観」であったり、非常に曖昧な「好き嫌い」など簡単には推し測れない要素が関連しています。

そんな非常に曖昧な要素に振り回され、相手のフィードバックを恐れるのは余りにも「生きづらさ」を感じることになっていくと思います。

 

最近、この価値観に対する新しいアプローチ・マーケティング手法が試みられています。

この記事内に

脳内プロセスのうち、意識的に行っている割合はわずか5%で、95%が無意識だとされています。

という言葉があり、量的にも質的にも重要な無意識下の連続決定が人の曖昧な好みを構築していくというものでした。

 

日々の生活の中の無意識が価値観を決定していく。「私は貴方ではないし、貴方も私ではない」んですから、そりゃあ多種多様の価値観が発生しますよね。

 

書籍「嫌われる勇気」でも

ほとんどの悩みは人間関係からきている

という言葉があり、改めて悩みというのはお互いの価値観の相違からきているのだと実感しました。

 

また、常日頃いろんなニュースや出来事、私が体験してきたことを通して価値観の相違を実感したこと、それは

どんなに良いことをしようとも、貴方の敵は現れるし

どんなに悪いことをしようとも、貴方を支持する者は現れる 

という事実でした。

 

嫌われる勇気に不可欠な要素

けど、言いたいことを好き勝手いうものなら、それこそ傍若無人になってしまいます。 私はこの嫌われる勇気には「あるもうひとつの大切な要素・価値観」が不可欠でありセットだと考えています。

 

それは、共感性です。

 

この人の言葉はたしかにキツイがどこか私とも周りとも繋がっている

今はなきPC界のカリスマ「スティーブ・ジョブス」。彼が築き上げた巨大組織Appleの創設から1998年頃までのを記した本にある一文がありました。 

社員にとってエレベーターの中でジョブスと合うことは拷問でしかなかった

という言葉です。 

 

アップル〈上〉―世界を変えた天才たちの20年

アップル〈上〉―世界を変えた天才たちの20年

 

 

彼はエレベーターの中でも歯に衣を着せること無く、社員や役員を大声で罵ったりしたそうです。

それでも大勢の社員やアップル製品を愛している人たちと「何をするのかという感情に訴える製品コンセプト」で絶大な共感を得ていました。

 

嫌われる勇気を存分に発揮するために

これほどの共感性でなくても、愛嬌のある人柄だったり、細かい気配り、いざとなったら頼りにされるような仕事力を持っている人。

 

嫌われる勇気を最大限に発揮するためには、共感性に含まれる自己能力の高さもセットで必要なのかなと感じています。

 

この記事が皆様のご参考になれば幸いです。

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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